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S.L.写真館




 1974年8月15日 (中学2年の夏休み)  北海道 宗谷本線 蘭留〜塩狩駅 通称 『塩狩峠  フジ・ネオパン SSS

宗谷本線の始点・旭川から 終点・稚内までの全区間、259.4Km を 約8時間かけて走り切る、誰が呼んだか最果て鈍行 稚内までは、まだ あと7時間以上。。
この時期、すでに 【C-57】も 運用に加わっていたので、【C-55】が牽引して来るかどうか、ハラハラ ドキドキ・・・。
ラッキーなことに、‘流線形から改造’されたことで有名な、【30号機】が やって来てくれました ♪ (キャブの屋根の形状に、ハッキリと 面影が残っています。)
(でも、本当に ラッキーだったのは、「250mm の‘望遠’で、ちゃんと 機関車の先頭に ピントが合っていた」ことですが・・ ^^;)



C-55 20】から【C-55 40】までの21両は、こんな どハデな格好で 製造されたそうです。




 ビネガーシンドローム』に 罹患してしまった、モノクロ・ネガフィルム。 ここまで進行してしまうと、「何が写っているのか」を 確認するのも 至難の業。
ビネガーシンドローム』に関する、直近の記事 ⇒ ≪編集長敬白





 1974年12月 (中学2年の冬休み) 北海道 幌内線 三笠駅〜幌内駅(分岐線)  69699  コダック・トライ

わずか 2.7Km の短い分岐線ですが、20‰を超える勾配があり、純然たる「石炭列車」を牽き ‘大正生まれの老兵’が 喘ぎながら登って来ます!

(このカットは、‘カーリング’が 酷くて、スキャナーの「フィルムホルダー」に掛けられず、『プラスチックマウント』に 強引にはめて、スキャンしました。)


 1974年8月13日 (中学2年の夏休み)  北海道 石北本線 生田原駅〜常紋信号場  霧の常紋峠  フジ・ネオパン SS

約36年前、13歳の夏の‘渾身の一枚’ですが、ビネガーシンドロームによる カーリングに加え、カビ・傷・ゴミ。。Photoshop の鬼 ^^ になって 修整しました!



 1974年12月 (中学2年の冬休み) 北海道 室蘭本線 栗丘駅 (画面 左下に、「大八車」の車輪があります)  D51-146   コダック・トライ

「夜明けの停車場を 『一番列車』が・・・」 のイメージ。。 実際の 始発列車は、真っ暗なうちに 行ってしまいましたが ^^。




1974年12月 北海道 幌内線 幌内駅構内  69699  フジ・ネオパンSS

ゆっくり、慎重に巻き上げないと、フィルムが 割れてしまいます。 この時は‘電圧低下’で、露出計が 動きませんでした。




 1974年8月10日 (中学2年の夏休み)  北海道 室蘭本線 栗丘駅〜栗山駅   フジ・ネオパンSS

動体予測 オートフォーカス≫ と、≪秒間 数コマ連写≫ があれば、いとも たやすく撮れる写真ですが、、4本の列車で チャレンジして、ようやく撮れた 1枚。





1974年12月 (中学2年の冬休み)  旧 夕張線 紅葉山駅構内 D-51 816  フジ・ネオパンSSS





 2010年4月4日   真岡鉄道 久下田駅〜ひぐち駅  C-12 66  Nikon D300 AF-S DX VR 18−200mm G




デゴイチ でごいち デゴイチ!
  


 

上段 4枚、1974年8月10日 北海道 室蘭本線 栗丘〜栗山駅 下段 2枚、1974年12月 石北本線 生田原駅常紋信号場。

使用フィルム : 上段 4枚 フジ・ネオパンSS 下段 2枚 コダック・トライX

共通データ / カメラボディ : Nikomat FTn 日本光学工業(株)  フィルム それぞれのカットに 記載。 
レンズ : Micro NIKKOR 55mm F3.5 日本光学工業(株)
コムラノン 925 (90〜250mm F4.5) (株)コムラーレンズ








↑ 1973年(昭和48年)8月12日 中学1年の夏休み 長野県・小海線 (駅名不詳)




↑ 1973年8月12日 (中学1年の夏休み) 長野県・小海線 野辺山駅付近

コニカ オートS ヘキサノン 47mm F1.9 (1963年発売) フジ・ネオパンSS (共通)


1974年8月、中学2年生・13歳の夏休みに、生まれて初めて 【北海道】に行きました。 学校には、『家族旅行』と
届けを出して。。 事実、「函館」までは、両親・姉と一緒でした。 でも、『
S.L.撮影』に 家族が 付き合ってくれる訳もなく
道内
は、ほぼ完全に‘単独行’でした。 旅館の「宿帳」には、2歳 サバを読んで記入して、『高校生』の振りをしていました。

・・To be continued・・





↑ 1974年(昭和49年)8月12日 中学2年の夏休み 北海道 留萌本線・峠下駅付近 フジ・ネオパンSSS ↑




↑ 1974年8月13日 中学2年の夏休み 北海道 石北本線・北見駅構内 フジ・ネオパンSS ↑

寝台車、グリーン車を従えた「急行編成」を牽引する、【大雪5号】(くずれ)。 珍しい‘ヘッドマーク’は、「ファンサービス」かな?

「風が ふと運んだ汽笛の音に 時の谷間来て、歩みを止めれば・・・」 (by 小椋 佳)
先日、フォトスペースに遊びに来てくれた、高校時代の同級生で ‘現役 鉄チャン’の、O澤クンが 「手土産」にくれた『鉄道雑誌』の創刊号の
≪付録 DVD≫のテーマソングは、
小椋 佳 の『大いなる旅路』でした。 ‘汽車’とか ‘汽笛’というロマンチックな言葉は、もはや 死語??




↑ 1974年12月下旬中学2年の冬休み 北海道 旧夕張線・駅名不詳 フジ・ネオパンSS ↑

1975年(昭和50年)12月24日(水)、国鉄本線 最後のS.L.牽引列車(貨物)運行の重責を担った、D51-241号機。




↑ 1974年12月下旬 中学2年の冬休み 北海道 石北本線・常紋信号場〜生田原駅 (通称‘常紋峠’) コダック・トライX ↑




↑ 東京都 世田谷区 大蔵運動公園に‘静態保存’されている、C57形57号機 (JPEG 画像では ナンバープレートが 若干、不鮮明ですが。。) ↑
紛れもなく、煙を吐いて 現在では全く見られなくなった、『荷物車』を 力強く 牽引しています。 生きていた時の【記録】です。

1974年8月9日 (中学2年の夏休み) 北海道 室蘭本線・苫小牧駅構内 フジ・ネオパンSS




↑ 1974年12月下旬 (中学2年の冬休み) 北海道 幌内線 三笠駅 コダック・トライX ↑

69699】が 「交換」のため、D-51 牽引の貨物列車を待っています。 この‘スチーム’の上がり具合から、気温は 「マイナス10度」ぐらいか。。





峠を越えて‘凄いヤツ’が やって来た。。 地球温暖化」・「CO削減」が謳われる、遥か以前の出来事です (^_^)




煙突がちょっと変わった形をしていますが、これは、‘回転式火の粉止め+皿状カバー’だそうです。
(フジ・ネオパン F)



 『望遠レンズによる圧縮効果’』を狙ってみました。 前と後ろが 逆で来てくれたら、もっと嬉しかったのですが。。 ↑
(すぐ上の‘縦位置’の写真でも 試みているのですが、見事に「ピンボケ」でした ^^;)



↑ C-55】 というのは、私の 一番好きな‘機関車’です! 古風でありながらも、スマートエレガント。。 ↑
何と言っても、動輪直径 1,750mm の≪スポーク動輪≫が 圧巻! (下の写真で、何とか 分かって頂けるかと。。)
◎ 北の大地でも、最後まで 『客車』だけを牽いて、その生涯を終えました。。



↑ 8月16日 宗谷本線 名寄駅にて。 (34年前の≪ネガ・カラー≫ からのスキャンなので、色が とても悪いです。)
(マイクロニッコール P オート 55mm F3.5 使用) フジ・ISO100 ネガカラー



↑ C-55 50】 牽引の 旅客列車。 50号機を もっと撮っておけばよかった。。





以上 モノクロ写真・6枚共通 1974年8月15日 中学2年の夏休み 北海道 宗谷本線・塩狩駅付近 フジ・ネオパンSS ↑

通称、‘塩狩峠’。 見事な「S字カーブ」が続きます。 作家 三浦綾子の小説 『塩狩峠』のクライマックスの舞台でもあります




ちょっと珍しい、『私鉄』のS.L.です。 北炭夕張鉄道線 の【25号機】。 真谷地炭鉱専用線 と合わせて、数両が残っているだけでした。
1974年12月下旬 中学2年の冬休み とにかく 寒かった^^。 コダック・トライX
(マイクロニッコール P オート 55mm F3.5 使用)




↑ 1974年8月16日 (中学2年の夏休み) 北海道 名寄本線・一ノ橋駅〜上興部駅 コダック・トライX ↑

大正生まれの‘老兵(と、いつも表現されていた)、【9600型】の重連です!。 
名寄本線は、国鉄分割民営化の2年後の 1989年に、全線廃止されてしまったそうです。(あんなに長かったのに・・・悲しス。)




1974年12月下旬
 (中学2年の冬休み) 北海道 室蘭本線・苫小牧駅付近 コダック・トライX 




ナメクジ』 発見!^^。(でも、もう少し‘カッコいい’ニックネームは ないのかなぁ?) 
1974年8月12日 (中学2年の夏休み) 北海道 留萌本線・深川機関区留萌支区 フジ・ネオパンSSS
(マイクロニッコール P オート 55mm F3.5 使用)




1974年12月下旬 中学2年の冬休み 北海道 夕張線(現・石勝線夕張支線)・旧夕張駅 コダック・トライX 

☆ 氷点下10度の朝。 デゴイチの重連が 出発しようとしています。 積荷は もちろん、【
石炭】です。☆
(マイクロニッコール P オート 55mm F3.5 使用)




1974年8月18日 北海道 興浜北線(1985年廃線)・斜内〜目梨泊駅北見神威岬 》 フジ・ISO 100 ネガカラー 
♪ 貴方がいつか 話してくれた、岬を 僕は 訪ねて来た・・・ ♪(「岬めぐり」) という唄が、ちょうど 流行っていた頃です。 寂しさを紛らわすために、口ずさみました。

カラー≫も、一応 所々で撮りましたが、『ネガカラー』は、‘退色’が激しく、まともな色に仕上げるのは、至難の業です。)

共通データ カメラニコマートFTn (日本光学工業・現 ニコン
レンズ
レンズ名の記載の無いものは、コムラノン925 [ 90〜250mm/F4.5 ] 株式会社 コムラーレンズ)



運営者 : しらい まさひこ プロフィール  1960年 千葉県生まれ  ♂  

小学5年生の時、父親から貰った ‘蛇腹式セミ判カメラ‘(当然、「オート」と呼べるものは、何も付いていない。)で 撮った写真が、
とても良く写っていたので、それをきっかけに
カメラ小僧となる。 高校1年の時、生まれて初めて 応募した 『フォトコンテスト』、
千葉県民写真展 (朝日新聞社主催)】で、特選1位を貰ったのを契機に、フォトコン荒らしをするようになる(^_^)。 
70年代後半の 『学生向けフォトコンテスト
』の ほぼ全てで、1位か2位を受賞する。
その後も、受賞多数。 個展開催 5回。

日本大学 芸術学部 写真学科 卒業。 
ソニー株式会社 本社商品本部 デザインセンター 写真スタジオ勤務を経て、フリーランス。

                                    PCA SPA NPS 各 正会員。


 写真教室、開催しています! (お気軽に お問い合わせ下さい) 


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